みて下さい。この表紙を。
いや、絵を。
加熱していく国際展示場の床をも忘れるほどの魅力が、、そこにはあったんだ。
↓考察?
「じぇじぇじぇ・・・」
待機列左舷前方の大型の蛍光掲示板に忽然と姿を現したひらがな。
ファーストインパクトは完璧だった。背景はたぶん海か空か、なにかだったんだろう。
「じぇじぇじぇじぇ→
今度は動いた。いったい何がはじまるんさ。
詳細は良く覚えてないけれど、その後に来たあの絵のインパクトを忘れない。
断じて「萌え」ではない。
それを見たとき、「あ、カタログの表紙か」という感想とほぼ同時に走った閃光が今も心に感覚として残っている。
瞬間、きっと、そこに、物語をみたんだ。
なんども店頭などでお目にかかっているだろうに、どうしてか、暑さにやられていたのか、そうなってしまったんだ。
その衝動は、目からなにかがこみ上げてくる類のもので、
そして、胸がぎゅーっと締まる類の物だった。
そう、呈のいい物語の結末が読めそうになったときのように。
その切なさ、苦しさ、嬉しさ、悲しさ
そんな純粋な感情を浮き彫りにするだけの
いや、それほどの力がある類の物だった。
ちょっとした何かに出くわしたかのような少女の表情
緑の上にはだしで立つ女子高生という異質感
さらに、電車の車両にその緑があるという、相互的な異質間
明るみに少女、陰りに犬。
電車の車窓にはおそらく青空と雲だろう。
最後に少女は如雨露を持っているときた。
もうコレは新たなプラントストーリーが始まってもおかしくない。
そうしてまた思い出そう。
「じぇじぇじぇ」
・・・
この少女は暑い日にもかかわらず緑の車両に水をやっていたのだ。
(そして、あの視点でだれかに見られた。)
きっと日課になっているに違いない。
あの犬は何なんだろうか。おそらく日よけ中といったところか?
そんなに暑い日差しの日に少女は水をやっている。
それがどんな日常の一コマなのか。
いや、日常じゃないかもしれない。
後はもう個々人の妄想にゆだねよう。
ちなみにわたしわ。。。。
そろそろねむい。。。
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